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プロフィール
登録日: 2024年5月31日
記事 (10)
2026年8月23日 ∙ 2 分
瑞宝堂 ― 糸魚川翡翠と出会う場所
新潟県糸魚川市大野に、糸魚川翡翠専門店「瑞宝堂」が新たに開店しました。 瑞宝堂は、この地で長く親しまれてきた「正宝堂」の歩みを受け継ぎ、糸魚川翡翠の魅力を伝える専門店として営業しています。 糸魚川という土地が育み、人々が守り受け継いできた翡翠。その奥深い魅力を、実際に手に取りながら感じることのできる場所です。 瑞石では、瑞宝堂への糸魚川翡翠の供給を通じて、良質な原石をより多くの方にご覧いただく機会を設けています。 店内には、海岸で長い年月をかけて磨かれた海岸石、自然の風合いを色濃く残した原石、深い翠を宿す一石など、それぞれ異なる表情を持つ糸魚川翡翠が並びます。 一つとして同じ石はありません。 色や質感だけでなく、その石が歩んできた時間も、一石ごとの個性です。 写真では伝わらない重みや質感、光の入り方まで、ぜひ実際に手に取りながら感じていただきたいと思います。 瑞宝堂では、初めて糸魚川翡翠をご覧になる方から、長年石を見続けてこられた方まで、幅広い方々に向けて糸魚川翡翠を紹介しています。 瑞石が大切にしているのは、糸魚川翡翠が持つ本来の魅力と、その一石が歩んできた時間を伝えることです...
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2026年7月8日 ∙ 2 分
青緑紫 ― 地球が翡翠に残した色
青、緑、紫。 糸魚川翡翠には、ときに自然が意図して描いたかのような色が宿ります。 白を基調とした静かな石の中に、 ふと青が差し、緑が息づき、紫が滲む。 それらの色は、あとから塗られたものではありません。 地中の成分、圧力、時間、そして偶然が重なり、石の内側に静かに残されたものです。 緑は、生命の気配。 翡翠という言葉から、多くの人が最初に思い浮かべる色かもしれません。 深く、瑞々しく、どこか内側から光を含んでいるような緑。 その色には、草木の息吹や、山の奥に満ちる静かな生命感が重なります。 糸魚川翡翠に現れる緑は、ただ鮮やかなだけではありません。 白い地に浮かぶもの、石全体に溶け込むもの、光の角度によって奥から立ち上がるもの。 一石ごとに異なる緑があり、その違いこそが、翡翠を見る楽しさでもあります。 紫は、静かな気品。 強く主張する色ではなく、光の中でふと気づくように現れる、奥ゆかしい色です。 紫を含む翡翠には、どこか余白があります。 華やかでありながら派手ではなく、柔らかく、深く、静かに目を引く。 石の表面に淡く残る紫。 白地の中に溶けるように差す紫。...
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2025年12月28日 ∙ 1 分
「入りコン沢 ― 静かに生まれる青」
小滝川の支流に、入りコン沢と呼ばれる谷があります。 ここは、世界でも稀な“青ヒスイ”が生まれる特別な場所です。 入りコン沢のヒスイには、ときに澄んだ青が宿ります。宝石サファイアと同系統の成分が関わると言われ、 翡翠の中でも極めて珍しい発色です。 外観は無骨で、黒く、角ばり、宝飾品のような光はありません。しかし内部には、静かな青が潜み、手に取ってしばらく向き合うことでその色がゆっくりと現れます。 近年、この“青ヒスイ”に注目が集まりはじめています。 華やかな宝石とは違う、 “内で燃える青” に惹かれる人が増えているのかもしれません。 この石は、光で語るのではなく、 静かに問いを投げかける石です。 あなたは、何を大切にして生きていきたいのか。
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