
ITOIGAWA JADE
糸魚川翡翠について
世界最古の翡翠文化をもつ日本
翡翠は古くから世界中に愛された痕跡が残っています。実は世界でも最も古い翡翠文化を持つと言われているのが日本なのです。
縄文時代にはすでに翡翠が道具や宝飾品に使用され、弥生自体には交易も行われていました。佐賀県の吉野ケ里遺跡、青森の三内丸山遺跡などで出土された翡翠は、糸魚川でしか採れない緑色の翡翠で、交易が盛んに行われていたこと示しています。
日本に現存する最古の書物である「古事記」でも糸魚川翡翠が登場します。出雲の神・大国主命(おおくにぬしのみこと)が、翡翠の産地である糸魚川の祭祀女王・奴奈川姫(ぬなかわひめ)に求婚したエピソードが語られています。大国主命は一晩中待たされても求婚を諦めたくない、どうしても手に入れたいと願うほど、奴奈川姫と糸魚川翡翠は得がたく価値の高い存在であったことを伝えています。

JR糸魚川駅前に佇む奴奈川姫像
フォッサマグナが産み出した
糸魚川の翡翠
大陸を支えるプレート同士がぶつかり、地中に沈み込んでいる巨大な溝、その上に新しい地層が積みあがったエリアが、フォッサマグ ナです。
約2000万年前、アジア大陸の東縁が裂けて日本列島が大陸から切り離された時にできた大きな沈み込み帯によって、フォッサマグナが形成されました。
フォッサマグナの圧縮によってできた断層にマグマが貫入し、地下深くにある鉱物や翡翠を含む蛇紋岩が地表に上がりやすかったことから、フォッサマグナの境目に位置する糸魚川市周辺で、多数の鉱物が発見されています。


フォッサマグナによって育まれた雄大な糸魚川の自然
糸魚川は世界的にも
希少なジェダイトの産出地
世界最古のジェダイト文化を持つ日本。その歴史的な背景から、翡翠は日本の国石にも指定されています。
翡翠はその歴史的背景から、ジェダイト(硬玉)とネフライト(軟玉)の2種類が流通しています。
世界中をみてもジェダイトは限られた場所でしか産出されません。代表的な産出場所は、ミャンマーやグアテマラ。そして、日本の糸魚川です。
一方ネフライトはジェダイトが形成される半分の低圧力、400℃~500℃程度の温度帯で形成されるため産出量も豊富にあり、世界中の多くの場所で産出されています。
ジェダイトである糸魚川の翡翠は世界的に見ても大変希少な宝石なのです。

糸魚川翡翠を
守り伝えていくために
生まれた「瑞石」
世界的に見ても大変希少な糸魚川の翡翠。国石にも指定されるほど、日本文化に密接に関わっている誇るべき日本の宝石です。天然記念物にも指定されている現在では採掘もできないため、産出量は極めて少なく、その希少性から価値が高まり続けています。
ジェダイトとネフライトは全く別の石ですが同じ「ジェード(翡翠)」として流通してきた背景があり、ネフライトを糸魚川翡翠として流通させているケースも少なからずあるのです。
日本の文化や歴史を内包したこの翡翠を考えなしに流通させてしまっては、糸魚川の翡翠の価値や日本が守り伝えていくべき文化・歴史も失われていってしまうことに繋がりかねない。そうした危惧から、本物の糸魚川翡翠を大切に守り伝えていける信頼できる担い手へと受け渡していくために「瑞石」というブランドを立ち上げました。














